卓球の練習ノートに何を書けばいいか迷ったら、「今日やったこと・うまくいった理由・うまくいかなかった理由・次に試すこと」の 4 つだけで十分です。この記事では、4 つの書き方と書き方の例、そして「続かない」を防ぐために書く量を減らすコツを紹介します。
練習ノートに書く 4 つのこと
1. 今日やったこと
どんな練習を、どれくらいやったか。「フォアの基礎打ち」「3 球目攻撃の練習」のように、メニューの名前だけでも構いません。あとで読み返したときに、その日の練習を思い出す手がかりになります。
2. うまくいった理由
うまくいったことは「よかった」で終わらせず、なぜうまくいったのかをひとこと添えます。理由が分かっていれば、次の練習でも同じことを再現しやすくなります。
3. うまくいかなかった理由
ミスが多かった場面について、「なぜそうなったと思うか」を書きます。正解でなくて大丈夫です。自分なりの仮説を言葉にしておくと、次に何を試すかが決めやすくなります。
4. 次に試すこと
最後に、次の練習で試すことを 1 つだけ決めます。たくさん書くと、練習のときに全部は意識できません。1 つにしぼると、次の練習の目的がはっきりします。
書き方の例
次の例は、この記事のために作ったものです。1 行ずつでも、これだけで次の練習につながるノートになります。
例(この記事のために作った例です)
- 今日やったこと:フォアの基礎打ち 15 分、下回転へのループドライブ 20 分
- うまくいった理由:基礎打ちは、練習相手と続いた回数を数えながら打ったら、最後まで集中できた
- うまくいかなかった理由:ループドライブはネットミスが多かった。打つ前に体が起きていた気がする
- 次に試すこと:ループドライブを動画で撮って、打つ前の体の動きを見返してみる
この 4 つの欄を並べた用紙を、印刷用のテンプレートとして用意しました。A4 1 枚に 3 日分を書けます。
練習ノートが続かない理由
練習ノートをつけ始めても、しばらくすると止まってしまうことはよくあります。よくある理由は次のようなものです。
- 毎回たくさん書こうとして、書くこと自体が負担になる
- きちんとした文章にしようとして、手が止まる
- 練習がない日に何を書けばいいか分からず、そこで途切れる
- 書いたあと読み返さないので、書く意味を感じにくい
書く量を減らして、続ける
- ひとことでいい。4 つ全部を埋めなくても構いません。「次に試すこと」だけの日があっても、書かないよりずっと残ります。
- 空欄の日があってもいい。書けなかった日を気にして、そのままやめてしまうのがいちばんもったいないことです。次の日からまた書けば大丈夫です。
- 練習がない日は、考えたことを書く。試合や練習の動画を見て気づいたこと、次にやってみたいことでも十分です。
- 書く時間を決める。練習が終わってすぐ、寝る前など、毎日同じタイミングにすると習慣にしやすくなります。
欄が決まっていると、書くことに迷いません。印刷用のテンプレートも使ってみてください。
読み返すと、考えが動いた跡が見える
練習ノートは、読み返したときに力を発揮します。たとえば次のような使い方ができます。
- 練習の合間に見返して、その日やることを整理する
- 試合前に読み返して、積み上げてきたものを確かめる
- 迷ったときに、前の自分がどう考えていたかをたどる
同じ悩みを何度も書いていることに気づいたら、それがいま向き合うべき課題かもしれません。
反対に、前はできなかったことが書かれなくなっていたら、それは前に進んだしるしです。読み返す時間は 1 週間に 1 回、数分で構いません。
練習や試合のあとに何を振り返るかは「卓球の練習・試合の振り返り方」にまとめています。